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日本歯科医師会は25日の会見で、能登半島地震への対応状況を発表した。避難所の口腔衛生活動などに当たる日本災害歯科支援チーム(JDAT)には、34都府県から108チームが登録している(24日午後4時時点)。日歯の高橋英登会長は「災害関連死を防ぐことを目的に、全力投球している」と語った。
日歯によると、会員の被災状況(23日正午時点)は、石川県で全壊3件、大規模半壊3件などで、56件で断水が続いている。
歯科ユニットは通電しても水がなければ稼働しないため、断水地域の歯科診療所は治療ができない状況だ。高橋会長は、歯科医療機器メーカーの協力を得て、水を入れたボトルとユニットをチューブでつないで給水する災害時用の装置を、被災地で活用してもらっていると説明した。